頭皮 フケ

頭皮からフケが止まりません!脂っぽくもないし、乾燥していないのに!どうして?

フケの正体は、頭皮の角質細胞です。肉眼では見えませんが、人の皮膚はターンオーバーによって生まれ変わっており、その過程で角質細胞が剥がれ落ちるのは正常なことです。しかし、手や足などの皮膚のターンオーバーによる角質細胞が肉眼で見えないのと同じように、正常なターンオーバーであれば、頭皮の角質細胞も見えません。鏡で見てすぐに見えるようなフケがあるのは、正常なターンオーバーができていない証拠です。
正常なターンオーバーができていない原因の代表的なものは、乾燥と皮脂の滞留です。乾燥の原因は、髪の洗い過ぎや、ゴシゴシと強い力で洗ってしまう間違ったシャンプーの仕方などです。適度な水分が必要なところ、洗い過ぎや乱暴な洗い方によって、必要以上に皮脂を洗い流してしまうためです。これによって皮脂が過剰分泌することもあります。ちゃんとシャンプーをしているのに髪の根元がベトベトしている時は、過剰分泌が起きている可能性が高いでしょう。皮脂の滞留は、逆に洗髪を怠ることで起こります。1日1回の洗髪で適度に余分な皮脂を洗い流すべきところ、2日も3日も髪を洗わなければ、皮脂が頭皮に残ってしまいます。力士は髪を洗わないことで有名ですが、力士の頭髪がベタついているのはワックスなどを塗っているわけではなく、過剰に分泌されている皮脂のせいです。
このような理由で起こる皮脂の滞留や乾燥によって、正常なターンオーバーが阻害され、本来であれば肉眼で見えないはずの角質細胞が塊となって剥がれ落ち、フケが発生するというメカニズムです。
しかし、中には脂っぽくもないし、乾燥もしていないのに、頭皮のフケに悩んでいる、という人もいることでしょう。実は正常なターンオーバーが阻害される原因はいろいろあり、洗髪の頻度やシャンプーの仕方に問題がなくても、起こることがあります。ブラッシングのし過ぎ、合わない整髪剤の使用、睡眠不足、食生活さえ関係してきます。頭皮も肌と同じですから、肌トラブルの原因となることは、すべてフケの原因になり得ます。寝不足や野菜不足は美肌に悪いと言われますが、頭部のトラブルにもなり得ることを忘れてはいけません。
単に体質だと開き直っている人もいますが、体質で済ませられるものではありません。毎日髪を洗っていても不潔に見られ、印象が悪くなります。洗髪の頻度やヘアケア、カラーリングなどに問題がない場合は、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。